車検が切れている場合には、名義変更ができません。
つまり、名義変更を行うには、車検が有効期間であることが必要なのです。
では、車検が切れている場合の名義変更はどうしたらよいのでしょうか?
答えは、車検を通してから名義変更を行うということになるのです。
まず、車検を通すということになりますが、名義変更ができないため、前の所有者の名前で車検を通すことになります。
そのため、前所有者の印鑑(三文判でよい)を入手しておきましょう。
車検には、ユーザー車検と業者車検がありますが、どちらでも構いません。
ご自身の技能や値段等に応じて決定していただければと思います。
もう一つの問題。車検が切れている場合には、公道を走ることができません。
そのため、仮ナンバーを申請します。
これは、市役所や区役所で手続きが行えます。
費用は数百円程度なのですが、この仮ナンバーを取得するには、自賠責保険に加入している必要があります。
そのため、今後も乗り続けることを考えて25カ月の自賠責に加入するのがよいでしょう。
また、仮ナンバーが取得して公道を走る際には、事故とは決して無縁とは言えません。
そのため、今後も乗り続けることを考えて、自賠責と同時に任意保険にも加入しておくことをお勧めいたします。
こうして、車検が完了したあかつきには、はじめて名義変更が可能となります。
車や車検証等の必要書類をそろえたうえで、管轄する陸運局へ行きましょう。
車検を業者車検で通した場合には、業者が名義変更までの手続きを行ってくれる場合もあります。
車検の際に一緒に相談してしまうのも一つの手です。